■不妊症の治療について
不妊治療は子供が欲しいけれども授からない、男女の治療のことです。一般的にこの治療は女性の年齢が若いほど成功率が高いと言われ、早い段階で検査と治療を行って頂く事をお薦めしております。
不妊症には、女性不妊原因と、男性不妊原因があります。当医院においては、不妊原因の検査として、精液検査・頚管粘液検査・フーナーテスト・子宮卵管造影・経膣超音波診断等を行いながら、性交指導・薬物療法(クロミヘン療法・黄体ホルモン療法・HCG療法)・排卵誘発(クロミヘン療法・HMG−HCG療法)・人工授精(洗浄濃縮精子による人工授精)等の治療を行っております。また体外受精に関しては責任を持って専門機関を紹介させて頂いております。詳しくはお問い合わせ下さい。
女性不妊原因の治療について
女性不妊原因の治療については、基礎体温の測定、頚管粘液検査、経膣超音波診断、を行い、妊娠しやすい時期を特定し、その間にタイミング良く性交を行ってもらうように指導し、妊娠が確認されなかった場合は性交後にフーナーテスト、子宮卵管造影検査、精液検査、を行います。上記の検査後に排卵障害等が認められた場合は、薬物療法として、クロミフェン療法・HMG−HCG療法・黄体ホルモン療法・HCG療法を行います。また、治療により妊娠が確認されない場合は、人工授精(洗浄濃縮精子による人工授精)を行います。これらの、一般不妊治療から約2年程度経過して妊娠しない場合や、年齢に応じて、体外受精をお薦めしております。
基礎体温の測定
基礎体温の測定方法は、婦人体温計にて口の中の体温を朝起床時測定して頂き、そのデーターを体温表へ記録して頂き、それを元に折れ線グラフを作成し、排卵の有無・排卵日の予測・黄体機能の評価を致します。
頚管(けいかん)粘液検査
頚管粘液検査は排卵日近くに子宮と膣を結ぶ子宮頚管が水様透明の液で満たされる状態の粘液量や粘液の質(濁っているか・粘度が高いか、等)を調べる検査です。頚管粘液が少ないと精子が子宮へ進入出来ず、また多いと排卵日近くである事がわかります。
経膣(けいちつ)超音波診断
経膣超音波診断は子宮内にある子宮筋腫・子宮腺筋症、卵巣嚢腫などの検査を行い、卵胞の発育を知ることもできます。また、子宮内膜の厚さを知ることも出来ます。この検査は膣内に超音波機(プローブ)を挿入し、子宮や卵巣の状態を画面に映し出す検査です。
フーナーテスト
排卵日頃の朝に性交し、頚管粘液中に精子が進入したことを確認する検査です。顕微鏡で粘液中の精子の数や動きを確認します。
子宮卵管造影検査
月経直後にX線検査を、子宮頚管入り口より造影剤を入れ行う検査です。これにより子宮腔や卵管の形を見たり、卵管の通過性、卵管采周囲癒着の程度を知る事が出来ます。また、この検査により卵管の通り・動きが良くなります。
精液検査
一時間以内に採取した男性の精液を検査し、精子濃度、運動率、形態などを調べる検査です。数が少ない・運動率が悪い等の症状に合わせた治療を行います。
クロミフェン療法
クロミフェン(内服の排卵誘発剤)を使用し、排卵障害の治療を行います。卵巣を刺激する性腺刺激ホルモンの分泌が十分でない場合に有効な治療法です。
HMG−HCG療法
クロミフェン療法で排卵に至らない場合に行う治療です。卵巣を刺激するHMGというホルモン剤を1〜2週間投与し、卵胞の成長を促します。その後HCGという卵胞を破裂させる作用を持つホルモン剤を投与し、直接排卵を起こさせる治療です。
黄体ホルモン療法
黄体機能を維持するように、黄体ホルモンを投与する治療です。内服薬、若しくは注射での治療になります。
HCG療法
排卵の促進、黄体機能の活性化の為にHCGを注射する治療です。基本的に注射での 治療です。
人工授精(洗浄濃縮精子による人工授精)
パーコールによる洗浄を行った精子を子宮内へ直接注入する治療です。一時間以内に採取した男性の精液を使用して行います。
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